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シチュエーションボイス 俺様×告白

こちらはVtuberの犬飼ぽち。さんに提供した台本です。

動画はこちら

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配役 

所要時間 ~
 


登場人物
俺様 

 いつも馬鹿にしてくるし偉そう。だけど実は優しくて大事にしてくれている。


あらすじ

仕事を終えると、彼が会社の前で待っていた。

そのまま家に連れていかれる。


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【会社前・夕方(定時くらい)】

 

 会社の前で待っていた彼。


俺様「遅い。どれだけ待たせる気だ。

   約束? 何言ってんだ。
   俺が来ることくらい察して先に待ってるんだな」


 手を引かれて歩き出す。


俺様「ほら、行くぞ。
   どこって……俺の家。
 

   ん? 抵抗しないんだな。
   へぇ? 断っても無駄だってやっとわかったか。よしよし、いい子だ」


 頭を撫でられる。


俺様「え? いや、手土産なんか必要ない。
   俺以外いないんだからな。
   そう。誰もいない。

   ふ、赤くなってる。何期待してんの?(機嫌よさそう)
   ふーん。そうだな……。
   おねだりできたら、考えてやってもいい。

   ん? 何変な顔してんだよ。


   はぁ?(呆れたように)
   誰にでも言うわけないだろ、馬鹿」

【彼の家・夕方】


 扉を開けて、家に入る。


俺様「ほら、着いた。入れ。
   真っ直ぐ行ったらリビングあるから。
   ソファにでも座ってろ。
   飲み物用意するから大人しく待ってろよ」


 飲み物をテーブルに置く。


俺様「そういや飯はどうする?
   食ってくればよかったな。
   ま、まだちょっと早いし。後で食いに行くか。
   好きなもん何でも食わせてやるから、考えとけよ。


   ん? 餌付け?
   ふ、やっと気付いたか。今日は珍しく賢いな。


   で、何きょろきょろしてんの。
   ふーん。気に入った?


   ……じゃあ一緒に住むか。

 

   あぁ。一人暮らしだよ。
   部屋ならまだあるぞ。何が不満だ?」

 

俺様「はぁ……。

   そうだよな。これで流されてくれるお前じゃないよな。(ひとりごとっぽく)

   わかった」


 姿勢を正して真っすぐに見つめる。


俺様「あぁー……。(咳払い)

 

   お前が好きだ。
   俺と付き合ってほしい」


 間


俺様「何呆けてんだ。
   予想外だったか?
   ふーん。
   あれだけお前に構って、迎えにまで行って、
   こうやって家にまで呼んでるのに、気付かないほど私は鈍いですっていう自己紹介か?
   ……お前のそんなところ、嫌いじゃないけどな。

 

   で、返事は?」


 頷く。


俺様「ふ、いい子だ。こっち来い」


 抱きしめられる。


俺様「あぁ? だめだ、慣れろ。
   俺がお前を離すわけないだろ?

   これくらいでテンパりすぎ。
   これから先どうすんだよ。
   ま、そんなお前を見てるのも楽しいけどな。
   (リップ音)


   覚悟しとけよ?(優しい声で)」

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